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OpenBSDでLive CDをつくる

Echigo BSD Users Group 第15回 会合 - 9/17, 2005
川俣 吉広 - kaw@on.rim.or.jp

Why OpenBSD?, Why Live CD?

方針・目標

などを用途として想定する。

Boot手順概要のおさらい

BootSeq.gif

実際

アプローチ1

アプローチ2

雑感

参考文献等

作成したISOイメージは、以下に置いてあります;

アプローチ1により作成 ... http://kaw.ath.cx/dl/pub/OpenBSD/LiveCD/old/CD-OpenBSD-3.6.iso.bz2
アプローチ2により作成 ... http://kaw.ath.cx/dl/pub/OpenBSD/LiveCD/old/CD-OpenBSD-3.7.iso.bz2 / http://kaw.ath.cx/dl/pub/OpenBSD/LiveCD/old/CD-OpenBSD-3.8beta.iso.bz2 / http://kaw.ath.cx/dl/pub/OpenBSD/LiveCD/CD-OpenBSD-3.8.iso.bz2

9/17 発表結果

予定どおり9/17のEBUG会合で発表をさせていただきました。
お聴きいただいた皆様、ありがとうございました。

発表後の質疑応答

Q OpenBSD 3.8では、レイヤー系のファイルシステムが削除されてしまったということだが、nullfs+mfsで書き込み可能にする方法は使えないのではないのか?

A: 3.8では、レイヤー系のファイルシステムは本当にカーネルのソースツリーから削除されてしまっているので、おっしゃるとおり使えません。この方法を使用するには、リリース 3.7以前で構築するか、3.8に削除された部分をバックポートするしかないと思います。
Q union fs は、通常ハードディスク上のパーティションなどを被せる形が一般的だと思うが、mfsを被せるというような用途は他にあるのか?

A: 一般的に、あるファイルツリーに変更を{加えられない,加えたくない}場合に用いられます。例えば、CD-ROM上にあるソースツリーをそのまま使ってコンパイルをしたいというような場合です。
Q union fsの動作が不安定なのは、mfsを被せているからなのか?

A: mfsだからということではなく、ハードディスクなどのFSでも同様に不安定です。
FYI: NetBSD/pc98では、union FSをかなり手直しし、本家にフィードバックしたが、あまり反映されなかったようだ。
Q rdsetrootに相当するコマンドは、他のBSDにもあるのか?

A: FreeBSD, NetBSDにもあります。名前は失念してしまいましたが‥。
(註: 同様の働きをするコマンドはFreeBSDでは write_mfs_in_kernel, NetBSDではmdsetrimageです)

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*1 http://www.on.rim.or.jp/~kaw/fdlinux/
*2 http://slashdot.jp/article.pl?sid=03/11/27/1456226
*3 FreeBSD, NetBSDではmd

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Last-modified: 2005-09-18 (Sun) 22:42:15