河豚板 - OpenBSDベースのライブシステム†
河豚板は、OpenBSDオペレーティングシステムを手軽に使えるようにして、OpenBSDの普及を手助けします。
OpenBSD 7.1をベースにした河豚板 7.1は2022年5月1日に公開されました。
河豚板 7.1では、メモリ上のファイルシステムとして、TMPFSに替わりMFSが採用されています。詳細はリリースノートをご参照下さい。
現行リリース
河豚板とは†
河豚板は、OpenBSDを基にしたライブシステムです。内蔵ストレージにインストールせずにOpenBSDオペレーティングシステムを使ってみることができます。
- i386, amd64, arm64プラットフォームで動作します
- 通常のOpenBSDインストールに寄せています
河豚板は、可能な限り通常のOpenBSDインストールと同じになるように設計されていますので、ログイン後の各種操作・設定などは通常の方法で行うことができます。OpenBSD関連の資料・マニュアル等もほぼそのまま利用できます。
OpenBSDのports/packagesシステムによる各種ソフトウェアの追加も可能です。
LiveUSB版には以下の機能があります。
- 柔軟な運用が可能
- ハードウェアの性能に応じ、3種類の起動モードを選択できます。
(i386プラットフォーム、起動モード1、Xなし の条件では、最小70MB程度のメモリから起動します)
- OpenBSDのパッチに追従
半年に一回のOpenBSDのリリース以外にも、その間に発生するErrata (セキュリティ対応や機能向上のための修正)に対しても対応版を作成し、リリースしています。
河豚板ガイド†
河豚板ガイドは、ライブメディアの作成方法・基本的な使いかたに始まり、進んだ応用・開発ツールの使用に到るまでを順を追って解説している文書です。
河豚板ガイドをブラウザから印刷すれば、そのままマニュアルとして使用することができます。
河豚板ガイドを読む
過去に作成された公開資料の一覧です。
現行版の河豚板とは異っている部分もありますので、ご注意ください。
- 「OpenBSDライブシステム「河豚板」の日本語デスクトップ環境を構築する」
- https://qiita.com/ykaw/items/ca008a34d73d5f1f6dd8
河豚板の提供する各種ツールを用いて日本語デスクトップ環境を構築する具体的な手順を紹介しています。
- 発表資料
- EBUG (Echigo BSD Users Group)の勉強会で発表したOpenBSDおよび河豚板関連の資料です。
EBUG勉強会 資料一覧
- 「河豚板のご紹介」
- オープンソースカンファレンス2020新潟オンライン、セミナー
・動画(自動翻訳字幕あり): https://www.youtube.com/watch?v=4wPSr1WPH3U
・発表資料: FuguIta_OSC2020.odp - ODP形式 / FuguIta_OSC2020.pdf - PDF形式
- 「河豚板のご紹介 ~NISOC編~」
- 新潟インターネット研究会2020年9月
「河豚板のご紹介」を改版し、新潟インターネット研究会(NISOC)での勉強会資料としたものです。
・発表資料: http://netmemo.ddo.jp/kaw-nisoc/#y2020
- 「OpenBSD LiveCD「河豚板」の紹介」
- オープンソースカンファレンス2015新潟、セミナー
・発表資料: https://docs.google.com/presentation/d/17o0XoTO8c2JRKTxSOA75rxvOlxHIeI_opLAkesKmQ-0/edit?pref=2&pli=1#slide=id.p
- 「OpenBSD LiveCD「河豚板」の開発」
- オープンソースカンファレンス2010新潟、セミナー
・発表資料: FuguIta_OSC2010.odp - ODP形式 / FuguIta_OSC2010.pdf - PDF形式
- オープンソースカンファレンス、EBUG出展ブースにて行った河豚板デモの説明用資料
- LiveCD/OSCAizu2011、LiveCD/OSC2010、LiveCD/OSC2009、LiveCD/OSC2007