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3.9 LiveCD作ってみました。

川俣 (2006-04-18 (火) 04:03:11)

(まだ正式リリースにはなっていませんが)OpenBSD 3.9のLiveCDを試作してみました。

  • 今回からライブラリがデバッグシンボル付きでコンパイルされており非常に大きいので、スタティックライブラリ(/usr/lib/lib*.a, /usr/X11R6/lib/lib*.a)はCDの内容からはずしました。
  • 内容はOpenBSDの配布物のみです。3.8 LiveCDに付属しているような色々なその他のアプリケーションはまだ作っていないので、CDには含まれていません。

http://kaw.ath.cx/dl/pub/OpenBSD/LiveCD/alpha/CD-OpenBSD-3.9.iso.bz2


Security Advisory出ましたな。

川俣 (2006-03-31 (金) 17:31:08)

sendmailっつうことで。
A race condition has been reported to exist in the handling by sendmail of asynchronous signals


同志よ‥

川俣 (2006-02-24 (金) 01:32:34)

OpenBSD Journalより ... OliveBSD
あと、少し前にはAnonym.OSっつうのも話題になっとりましたな。

それぞれの実装(ルートファイルシステムをどうやって作ってるか、とか)を
見てみたいので、ISOイメージ落とし中。QEMUで試してみよう。

試してみた様子
OliveBSD.pngAnonymOS.png
OliveBSDAnonym.OS

....起動してちょっとだけ覗いてみた。どちらにも言える共通点としては、

  • ルートファイルシステムは、CD-ROMをそのままマウント。
    → 私のはrdデバイスを使用
  • /home, /tmp, /varなどRWでなければならない部分にmfsを使用している。mfsはディレクトリごとに作成。
    → 私のでは、単一のmfsとシンボリックリンクの組み合わせ

ということで、仕組みとしてはわりとシンプル。
あと、なぜか両者ともウィンドウマネージャに IceWm, ファイラにROX-filerというものを 使っている。何か流行りなのか?


たまには...

川俣 (2006-02-18 (土) 12:36:20)

SandBoxに溜ってるネタ整理すっかな。


LiveCDも更新しました

川俣 (2006-02-14 (火) 09:52:28)

前項の修正をLiveCDにも適用し、ISOイメージを
再生成しました。

http://kaw.ath.cx/dl/pub/OpenBSD/LiveCD/CD-OpenBSD-3.8.iso.bz2

カーネルもCVS更新済みのソースからリビルドしたものになっています。


アップデートバイナリ作成しました。

川俣 (2006-02-12 (日) 21:20:09)

Security Advisoryは特に出ていないのですが、CVS updateをかけたところ
ソースが更新されていたので2つ作成しました。

http://kaw.ath.cx/dl/pub/OpenBSD/binary-updates/binupdate-3.8-20060212-1.tgz
... OpenSSHのバージョンアップ (4.2->4.3)対応

http://kaw.ath.cx/dl/pub/OpenBSD/binary-updates/binupdate-3.8-20060212-2.tgz
... Apacheのmod_imap(クロスサイトスクリプティング脆弱性 ... CVE-2005-3352)にかかわる更新

あと、カーネルもpf廻りが更新されていたので、各自でアップデートをした方がよいかもしれません。


pftop

川俣 (2006-01-15 (日) 10:14:14)

OpenBSD journalで紹介されていた。
pfの状態をtopコマンドのように表示する。なかなかいいかも。
現状、whie :; do netstat ~~; done なんてよくやってるので。


パッチ適用

川俣 (2006-01-11 (水) 00:35:14)

OpenBSD 3.8 になって初のパッチが2つ公表されました。 バイナリパッケージを作成しました(説明)。

http://kaw.ath.cx/dl/pub/OpenBSD/binary-updates/binupdate-3.8-20060108-1.tgz
http://kaw.ath.cx/dl/pub/OpenBSD/binary-updates/binupdate-3.8-20060108-2.tgz

ダウンロード後、ルートディレクトリにて

tar xvzpf binupdate-3.8-20060108-1.tgz

などとすればパッチを適用できます。またbinupdate-3.8-20060108-2.tgzは、
併せてカーネルソースの更新~リビルドも必要です。

同時に、3.8のソースアーカイブ、リリースパッケージ、LiveCDも
更新しました。


FDへの保存:機能変更

川俣 (2006-01-08 (日) 17:15:47)

一つ前の書き込みで説明したように、設定ファイルなどを フロッピーディスクに保存する機能を追加しましたが、 この機能の動作内容を若干変更しました。

前バージョンまでは、/mfs以下のファイルを全て FDにtar ballとして保存していましたが、 改良を行い、CD-ROMからコピーされたファイルや CD-ROMへのシンボリックリンクは保存内容から除外 されるようにしました。

これにより、保存できるサイズの上限を増やすことが できました。

なお、FDへの保存には、専用のスクリプト /boottmp/fdadm を 使用します。

詳細は、後程説明ページを作りたいと思います。


いくつかの機能追加

川俣 (2006-01-07 (土) 01:31:41)

前回のリリース以降、幾つか機能を追加しました。


Live CDとしての基本的な部分は変っていませんが、ブートモードを幾つか追 加し、現在は5つのモードがあります。

【CD-ROM only モード】
CD-ROMのみを用いる従来からのモードです。

【CD-ROM only low mem モード】
CD-ROM only モードとほぼ同じですが、より少ないメインメモリ(28MBく らいから)で動作させることができます。

【CD-ROM + USB flash モード】
CD-ROMとUSB flashメモリを併用するモードです。
システム動作中に mfs (メモリファイルシステム)上で作成したファイル (/etc/以下の設定ファイルやホームディレクトリ以下のデータ)をUSB flashメ モリに保存し、次回起動時に復帰させることができます。

【CD-ROM + tar.gz on floppy モード】
システム起動時にフロッピーディスクよりアーカイブを読込み、mfsに展開し ます。USB flashを用いずに、PC固有の設定を反映させて運用することができ ます。

【CD-ROM + interactive shell モード】
システム起動時にシェルを起動します。
CD-ROM作成時のデバッグや特殊なカスタマイズの実行用です。


私自身はこのLive CDを仕事でも使っています。

HDDにWindowsがインストールされているマシンをネットワークのモニタやLAN の障害調査用のために臨時に使用することがあるのですが、 そのような場合にこのLiveCDを活用しています。
そのようなケースで使用できるPCは数世代前のロースペックマシンであったり することが多いのですが、実装されているメモリもそれ ほど多くない場合がほとんどで、省メモリで動作すると嬉しかったりします。

また、ネットワークパラメータやX Windowの設定などは当然マシンによっ て違っているので、個別の設定を保存/復帰できると効率的な 運用ができます。

このような要求を満すために改良をした結果、上で説明したような各種モード が追加されました。


Live CDをダウンロードして実際に使っておられるかたはいらっしゃるのでしょ うか。どのような用途で使われているのでしょう。このBBSにてお知らせくだ さると嬉しいです。


LiveCD 新バージョンリリースしました。

川俣 (2005-11-19 (土) 17:29:13)

OpenBSD 3.8 release をベースにした LiveCD をリリースしました。
新しいリリースでの変更内容は、下の投稿のとおりです。

http://kaw.ath.cx/dl/pub/OpenBSD/LiveCD/

よりどうぞ。


LiveCD 新バージョンリリースします。

川俣 (2005-11-16 (水) 10:40:55)

なかなか暇がなくて作業が進まなかったのですが、OpenBSD-3.8 releaseを ベースにしたLiveCDを近いうちにリリースできると思います。

現在リリース候補版を公開しています。

http://kaw.ath.cx/dl/pub/OpenBSD/LiveCD/rc/

前バージョン CD-OpenBSD-3.8beta.iso.bz2 からの変更点は以下のとおりです;

  • OpenBSD-3.8のリリース版をベースにしています。
  • 収録ソフトに若干の変更があります;
    • あまり使用頻度の多くないと思われるlame, workmanなどを収録から外しました(Live CDなので、CDドライブを他の用途で使いにくいため)。
    • メール関係のソフト fetchmail, procmail を追加しました。
    • フォントやウィンドウマネージャの設定などを見直しました。

使用方法については、従来バージョンとほとんど同じです。

試用レポートお待ちしています。
不具合などありましたら、作者までお知らせ下さい。


面白いです

co. (2005-11-02 (水) 02:39:19)

ライブ CD の部屋からやってきました。
OpenBSD のライブバージョンとは大変おもしろい試みだと思います.
手元の環境をそうやすやすと変更できないわたしのようなユーザには嬉しい限りです.
OpenBSD もようやく 3.8 がリリースされたようなので,そちらにも対応してくださると嬉しいです.Live-CD の作成手順などもためになります.これからもがんばってください.


とりあえず

川俣 (2005-07-18 (月) 18:03:45)

今更ながらですが、掲示板作ってみました。
OpenBSDユーザは少ないので、ご覧になった感想などいただければとても今後の励みになります。



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