「自宅サーバー管理人に100の質問」というのがあったので、答えてみました。
kaw といいます。本名からとりました。
1963年11月生まれです。
テレビ局に技術者として勤務しています。
1980年くらいから。
1993年くらいから。
junetも含めるとすると、1986年くらいから。
興味があったから。
情報収集
はい。仕事で。
可能なとき、必要に応じて
はい。
ボトムアップなアプローチ、分散管理なところ。
情報リテラシやセキュリティの知識がない者が儀牲者になりやすいこと。
(なので、力のあるものがそのような弱者を護るべきだと思う。啓蒙等も含めて。)
「インターネットをしよう」と思ったことはないです。
珍妙な単語だよね。ネチズンとかもそう。
まぁ、この言葉の意図するところは分かるけど、Real Worldで常識的な行動が取れてれば、わざわざこんな言葉に頼らなくてもネットでもちゃんと行動できるでしょ。
沢山あります。 http://www.on.rim.or.jp/~kaw/ からリンクしているサイトのいくつか
沢山あります。 http://www.on.rim.or.jp/~kaw/ からリンクしているサイトのいくつか
http://www.on.rim.or.jp/~kaw/ からリンクしているサイトのいくつか
大半はゴミ。
でも、中にはとても上品かつきれいな作りで心を癒されるような本来の意味でアダルトなものもある。
他のジャンルのサイトと変わりはないんじゃないかな。
うざい。
フィルタリングしてるので別に困ってないけど。
電話はPHSを使ってますが、こちらには全く来ません。
いいえ。
いいえ。
はい。
今は開局してませんが1アマを持っています。
モールス信号で外国局と交信したり、衛星や初期のパケット通信を経験しました。
いまは開局してないのに加え、集合住宅住まいでアンテナとか簡単に上げられないので、
もっぱらシミュレータで遊んでます。
仕事柄、プロの資格(第一級陸上無線技術士)も持ってます。
一時期ちょっとだけSkypeを使ったくらいかな。
コンピュータ自体が変わりなくいじれるなら、そんなに困らないんじゃないかな。
(社会状況的に、ということであれば)その後、 インターネットのalternativeを作るような動きが出てきたとしたら、 是非参加したい。
1993年
当時、インターネットへは常時接続ではなかったので、
ダイアルアップで接続してる時だけ、プロバイダ上の自ページから自宅サーバへの
リンクが現れるような細工をして運用してました(このリンクのことは、ドラえもんの どこでもドア をもじって ここだけドア などと呼んでいました)。
インターネット以前も似たようなことやってました。
アマチュア無線のパケット通信で、OS-9 (8bit CPUで動くマルチタスク・マルチユーザOS、Unixのサブセットみたいなヤツ) を使って知人にユーザアカウントを開放したり、BBSソフトを自作したりしてました。
これを自宅サーバと呼んでよいなら、立ち上げたのは1985~1986年くらいです。
ずっと前からそういうことに興味があったから。
ていうか、もう癖みたいなもんなので、大目に見てください。
ショボイです: PentiumPro 200MHz×2, 96MB mem, 320GB IDE×2
いいえ。
ディスクは2台ついてますが、スクリプトで定期的にバックアップしてるだけです。
OpenBSD 4.4
居心地がいい。本質的じゃないところに悩まされることが少ない。
Windows系とかLinuxの商用ディストロとかを見てると、何かと大変そう。
ADSL
RIMNET
1980円
IPのプロトコルスタックはカーネルにスタティックに組み込まれてるので、固定。 別にカーネルモジュールとかにはしてない。
‥ということじゃないですね、
「IP = グローバルIPアドレス」という意味ですよね。非固定です。
実際にはIPアドレスが付け変わるのは、2~3ヶ月に1回くらいです。
OpenBSDの一般的な修正手順にしたがってます。
こうやって書くと大変そうだけど、手順自体はワンパターンなのと、 パッチの発生頻度が低いので、手間はそれほどかかりませんね。
あと、作業後に出来た生成物はバイナリパッケージとして公開しています。
あえて専用のソフトを入れたりしてないけど、pf, pflogd, chkrootkit あたりか。
まぁ、OpenBSD自体がセキュリティソフトみたいなもんだけど。
ないと思う。
クラックされたら、オリジナルの状態とdiffを取ってみる。
その後、原因が判っても判らなくても、OSのクリーンインストールをするかな。
DynDNS.org。最初に使ってみて問題なかったのでそのままずっと。
いいえ。
もっていないので、0円。
いいえ。サーバにPPPoEを喋らせて、ADSLモデムに直結しています。
ていうか、自宅サーバ自身がルータになってるって言ったほうが正解か。
1台
いいえ。
ロースペックのマシンを使っているため、騒音・発熱はほとんど気にならないです。
いいえ。
いいえ。
メンテナンス時以外ディスプレイとキーボードは繋いでいないので。
はい。
一日一回、rsyncを使い現用ディスクと予備ディスクの内容を同期させてます。
Apache 1.3.x、もともとOSに入っていたので。
sendmail。もともとOSに入っている。
立ち上げているが、インターネット側からはアクセスできないように設定してます。
OSに附属の ftpd
立ち上げているが、インターネット側からはアクセスできないように設定してます。
BIND9。 これもOSに入っているものをそのまま。
立ち上げているが、インターネット側からはアクセスできないように設定してます。
またキャッシュサーバとしてのみ動作させています。
いいえ。
自宅サーバではないが、個人的に管理している別のサーバではPPMLとQuickMLを動作させています。
内輪連絡用です。
はい。
接続元IPアドレスから推定すると、一日数十人くらいかな。
ログインアカウントという意味であれば、私だけです。
とくにないです。
強いていえばOSがマイナーで日本語の情報が少ないことだけど、Unixの一般的な知識で対応できる範囲内ですね。
とくにない、かな。
http://www.on.rim.or.jp/~kaw/ に載っている多数のサイト
特になし。あるいは沢山ある。強いて挙げれば;
あたりかな。会社でサーバ管理やってた部分ともかぶるけど。
「自宅サーバー関係のサイト」はほとんど知らない。
5~10分くらい、動作確認程度。
あと、Charlie Root君がメールで送ってくる日/週/月報の確認。
それから、
くらい。
7000~8000円くらい (PC以外も含む、サーバ分のみは不明)。
ほとんど見ません。
残念ながらJPCERT/CCもほとんど見ませんね。
情報のアップデートがなさすぎるような気がします。
良く見るのは、
↓セキュリティアンテナ に載ってる最近更新されたサイト;
http://www.st.ryukoku.ac.jp/~kjm/security/antenna/
特に
セキュリティホール memo
http://www.st.ryukoku.ac.jp/~kjm/security/memo/
など。
自分で作成したソフトウェア関係の成果物、その過程で得られた知見など。
現在、河豚板っていうOpenBSDのLiveCDを公開し、配布しているのが一番の目玉かな。
公開方法としては、HTTPの他にBitTorrentも運用しています。
あと、小規模なウィキファームを運用しています。
「OpenBSD関連のWikiでも作ってみっか」 ..... 深い考えもなしにそのまんまです。
同じようなことに興味をもっている人
はい。内容は秘密です。
PukiWiki
コンテンツの記述とプレビューには w3m、外部エディタとしてEmacs を使用。
Google Adsenseを設置してますが、まだ支払いされる金額まで到達していません。
いいえ。
自作のスクリプトでアクセスログのサマリをちょろっと眺める程度です。
はい。
中国やロシアあたりからのウェブクローラ、
あと、Wikiへのコメントスパムに対しては制限をしています。
はい。
PukiWikiを使用しているので、任意のページにいつでも設置できます。
いいえ。
自宅ではないが、個人的に管理している別のサーバではircdを動作させてますが。
いいえ。
(Apacheのモジュールも含むとして)
PHP, Ruby, Gaucheなど
特に思いつかず。その場で適当にググるんじゃないかな。
いわゆるRDBMSは使っていません。
Berkeley DBとかも含めてよいのであれば、sendmailとかが内部的に使ってるけど。
いいえ。
GMailのアカウントを持ってますが、ほとんど使っていません。
いいえ。
いいえ。
荒らされたとしても、単に放置でしょう。どうせいつでも直せるし。
有料のソフトウェアを購入した経験はほとんどなし。
学生時代に8ビットOS用のコンパイラやLispインタプリタなど。
多分20年間の総額で5万円以内だと思う。
扱うコンテンツによる。
HDTV画像相当のストリーミングをやるとかだったら必要かな。
現在、Feel6のサービスを使ってIPv6に接続しています。
自分の管理の届く範囲内であれば、IPv4のしがらみと関係なくネットワークの設計ができるのがいいですね。
外部に対しては、今のところ具体的な用途もなく、単に繋いでるだけですが。
普及のためには何か面白い用途を考えついて色々やってみるのが吉なのでしょうね。
はい。完全ではないけど。
はい。完全ではないけど。
たまに翻訳サイトを利用しますね(そして笑う)。
はい。
はい。
別にどうも思わない。
まぁ、敢えて言うなら、フリーソフトウェアやオープンソースのことは放っておいてくれ。
自転車や冷蔵庫と同じ、生活の道具の一つ。
例えていえば、「巨大な図書館付きの自分専用実験室」、「超高機能留守番電話」みたいなもんですかね。
自由な時間をもっともっともっと。
rlwrap
キャラクタベースの入力をするプログラムをreadlineでラップするソフト。
ちっちゃいけど気が利いてて、こういうソフトは好感が持てますねぇ。
自宅サーバに限らず、インターネットに接続されているコンピュータは全て、思いがけず他人に迷惑や被害を与える可能性を持っていることをまず認識しましょう。
次のページを読まれることをお勧めします;
日々是横着 - 「サーバ」に対する誤った認識
http://tmaeda.s45.xrea.com/20041101.html
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