河豚板のamd64対応†
OpenBSD Live System「河豚板」は、2005年初頭のCD-OpenBSD 3.6を起源とし、以来 i386アキーテクチャの OpenBSD/i386 をベースとしてリリースを続けてきました。
この度、OpenBSD 6.0をベースとするFuguIta 6.0にて従来のi386アーキテクチャに加え、amd64アーキテクチャに対応版もリリース致しました。
今回の勉強会では、このFuguIta 6.0のamd64対応、およびそれに関連する周辺作業についてご報告致します。
amd64対応の経緯†
- FuguIta 4.3で実験的に対応
- 当時は手元にamd64マシンがなかったため、i386上でqemu-x86_64を走行させ、その上で構築
- 22-May-2008 FuguIta-4.3-amd64-200805222alpha.iso.gz
- 22-May-2008 FuguIta-BuildTools-4.3-amd64.tar.gz
- FuguIta 5.9で試験的にリリース
- 05-Aug-2016 FuguIta-5.9-amd64-201608056shrinked.iso.xz
- OpenBSD 6.0本体+FuguIta関連ツール。その後サイズ低減
- FuguIta 6.0からi386、amd64版の両方を正式にリリース
ベースシステムの対応†
- Only core (non-addtional)
複数プラットフォームに対応した改良†
の作業†