LiveCDとは、FreeBSDのFreeSBIE、Linuxでいえば、Knoppix, SlaxやCD-Plamoなど、ハードディスクに インストールせずにCDブート媒体のみで使えるシステムのこと。 OpenBSDでこれをやってみた; **作成のポイント [#p8e9b449] -作成手順をスクリプト/Makefile化し、簡単にCDを作成できるようにする -現用のシステムなどになるべく手を加えずにCD化できるように工夫してみる。 **Live CDの動く仕組み [#l0407599] OpenBSDインストールディスクが使用している方法~ >→ rd (RAM Disk)デバイスをルートファイルシステムとしてマウントする -ルートファイルシステムは、カーネル組込み -CD-ROMはその下のサブディレクトリにマウントする -書き込み可能領域は、mfsにより確保。容はCD-ROMからコピー -CD-ROMおよびmfsをシンボリックリンクでつないでいき、最終的な運用状のファイルツリーを完成させる。 **Live CDを作成する手順の概要 [#n7ea34d4] -rdデバイスをカーネルに組込み。起動時rdをルートファイルスシテムとしてマウントするカーネルを作成 -vnodeデバイス上に起動時にマウントされるファイルツリーのイメージを作成 -作成したカーネルにファイルイメージをrdsetrootで組込み -ベースとなるシステムのファイルツリーを作業用ディレクトリにコピー -作業用ディレクトリに作成したカーネルをコピー。OpenBSDの布物からCD-ROMのブートローダをコピー。 -作業用ファイルツリーをISOイメージに変換し、CD-Rに焼く。 #ref(BuildFlow.gif) **成果物 [#q38c6891] -[[ダウンロード>LiveCD#v8719ec0]] ~ このディレクトリのISOイメージをbzip2を使って展開後、 適当なCD burner (cdrecordなど)で焼けばOpenBSD LiveCDのできあがり。 -実際の使いかたに関しては、[[LiveCDの歩き方]]をどうぞ。 //(作成スクリプト等も開したいのだが、klugeなので整理したい。少々お待ちを...)