OpenBSDで動画・音声を扱う†
- X11 - リリースに最初から入っている*1
... セキュリティが強化された "xenocara"
- sysctl(8)により kern.audio.record=1 として音声入力が使用可能になる
- 動画
- video(4) - V4L2 (Video for Linux 2) API準拠のビデオドライバ
- sysctl(8)により kern.video.record=1 と設定して映像が使用可能に(/etc/sysctl.confに追記する)。
...デフォルトではkern.video.record=0 ... 映像はブランク
- /dev/video? は owner=root:wheel, perm=0640 のため、wheelグループに対して g+w が必要
(OpenBSDでは普通に chmod コマンドで変更
河豚板では、/etc/rc.localに chmod /dev/video? g+w を記述)
アプリケーション†
- 音声
- aucat(1) - PCM/WAV音声の基本的な操作、sndiodとのやりとり
- ports/packagesから
- ミキサー - xfce4mixer, pavucontrolなど
- その他ツール - normalize, vorbistoolsなど
- 動画
- video(1) - カメラ入力(/dev/video?からの映像信号)を表示/記録/再生する
- ports/packagesから
- 表示、変換等諸々の操作 - mplayer, ffmpeg など
- 動画編集 - blenderのVSE (Video Sequence Editor), shotcut など
- ウェブブラウザ
- Firefox (firefox-i18n-ja), Chromium, Iridium など
- 動画再生にはffmpegも必要 (portsでは依存関係により自動的にインストールされるわけではないので注意!)
- /etc/{firefox,chromium}/*
... pledge(2), unveil(2)によるセキュリティ機能を設定するファイル群
... デフォルトではpledgeによりshmem関連の機能が制限され、画面共有が使えないため、無効化が必要。
FreeBSDでは、Xはports/packagesから入れる必要がある