*[[CD-OpenBSD-3.8>http://kaw.ath.cx/dl/pub/OpenBSD/LiveCD/CD-OpenBSD-3.8.iso.bz2]]の歩き方 [#idac0d99]
[[LiveCDを作ってみる]]で試作したCD-ROMの起動/設定/使用方法などについて説明します。
#contents
|CENTER:&ref(boot.gif,wrap);|
|CENTER:起動画面 (起動モードを選択中)|
 
|CENTER:&ref(screenshot.gif,wrap);|
|CENTER:とりあえず適当に色々起動してみたところ|
**CD作成 [#n5524170]
[[CD-OpenBSD-3.8.iso.bz2>http://kaw.ath.cx/dl/pub/OpenBSD/LiveCD/CD-OpenBSD-3.8.iso.bz2]]をダウンロードし、解凍後CD-ROMに焼く。
 ftp http://kaw.ath.cx/dl/pub/OpenBSD/LiveCD/CD-OpenBSD-3.8.iso.bz2
 bzip2 -d CD-OpenBSD-3.8.iso.bz2
 cdrecord -v dev=/dev/cd0c CD-OpenBSD-3.8.iso
**初期設定 [#p34d7465]
CDからブートすると、カーネルメッセージの後に各種設定の入力が促される。
 511 MB of memory available for you.
 your mfs size in megabytes? [default: 255] -> 
使用可能メモリ量が検出され、そのうちどの位をmfsに割り当てるかを入力。~
ENTERのみを入力するとデフォルト値(実装メモリ量の約半分)が設定される。
 Allocating 255 MB for mfs.
以降のブート方法を訊かれるので以下のように入力
 Select boot method;
    0: CD-ROM only
    1: CD-ROM only (for low mem)
    2: CD-ROM + USB flash
    3: CD-ROM + tar.gz on floppy
    4: CD-ROM + interactive shell
 -->0
:0 CD-ROM only mode|CD-ROMのみを使用してブートを行う。ネットワークの設定などは、その都度手動で入力することになる。
:1 CD-ROM only mode (for low mem)|0の動作とほぼ同じだが、より少ない実装メモリでも起動できる。~
ただし、このモードでは/usr以下のファイル・ディレクトリは全てread onlyとなる。
:2 CD-ROM + USB flash mode|CD-ROMブート後、USB flashメモリよりファイルを追加読み込みし、起動する。~
手動による設定入力は行われない。詳細は、[[LiveCD/USBメモリへのデータ保存]]を参照のこと。
:3 CD-ROM + .tar.gz floppy mode|CD-ROMブート後、FFSフォーマットのフロッピーディスクパーティション fd0a のルートディレクトリ直下の livecd-config.tar.gz というファイルを /mfs 配下に展開する。[[LiveCD/フロッピーディスクへのデータ保存]]を参照のこと。~
USB flash mode 同様、手動設定は行われない。~
:4 CD-ROM + interactive shell mode|CD-ROMブート後、シェルを起動する。CD-ROM が /cdrom にマウントされているが、初期化処理はほとんど行われていない。主にデバッグ用途などを想定している。~
このシェルを終了させると、通常のブートシーケンスが続行される。

0または1を選択した場合、以下の設定を行うこととなる;
 Copying files from CD-ROM to mfs ... done
 Linking files from mfs to CD-ROM ... done
CD-ROMからmfsにファイルがコピーされ、その後mfsからCD-ROM上のファイルにシンボリックリンクが張られる。
 Set your keyboard type;
 tables available for pc-xt/pc-at keyboard: encoding us de de.nodead fr dk 
 dk.nodead it uk jp sv sv.nodead no no.nodead us.declk us.dvorak 
 us.swapctrlcaps us.iopener jp.swapctrlcaps fr.swapctrlcaps be.swapctrlcaps 
 us.swapctrlcaps.dvorak us.swapctrlcaps.iopener es be ru ua sg sg.nodead sf 
 sf.nodead pt lt la br tr tr.nodead pl hu si
 -> jp.swapctrlcaps
キーボードタイプを入力(省略不可、通常はjpかjp.swapctrlcaps)。
 Set your root password..... please wait.....
 Changing local password for root.
 New password:
 Retype new password:
rootパスワードを設定
 Setting up network configurations? -> y
 ========================================
 lo0: flags=8049<UP,LOOPBACK,RUNNING,MULTICAST> mtu 33224
         inet 127.0.0.1 netmask 0xff000000 
         inet6 ::1 prefixlen 128
         inet6 fe80::1%lo0 prefixlen 64 scopeid 0x5
 dc0: flags=8843<UP,BROADCAST,RUNNING,SIMPLEX,MULTICAST> mtu 1500
         address: 00:00:39:58:cf:05
         media: Ethernet autoselect (100baseTX full-duplex)
         status: active
         inet6 fe80::200:39ff:fe58:cf05%dc0 prefixlen 64 scopeid 0x1
 pflog0: flags=0<> mtu 33224
 pfsync0: flags=0<> mtu 2020
 enc0: flags=0<> mtu 1536
 
 your network interface ? -> dc0
 your IPv4 addr or "dhcp" ? -> 192.168.18.25
 your netmask ? -> 255.255.255.0
 your FQDN ? -> nimbus5.localnet
 your DNS server ? -> 192.168.18.254
 your default gateway ? -> 192.168.18.254
ネットワークを設定するか、する場合は設定内容も随時入力。~
IPv4アドレスの入力で''dhcp''と入力すると、netmask以降は
省略。DHCPプロトコルにより設定が行われる。
 Generate cryptographic keys? -> y
SSHとisakmpdの秘密鍵/公開鍵ペアを生成するか?~
生成しない場合は、あらかじめ用意されているものが使われる。

以降、ブートシーケンスが実行され、その後ログインプロンプトが表示される。
**アプリケーションガイド [#d3fa7db8]
[[CD-OpenBSD-3.8.iso.bz2>http://kaw.ath.cx/dl/pub/OpenBSD/LiveCD/CD-OpenBSD-3.8.iso.bz2]]に収録されている主なアプリケーションは以下のとおり;
-OpenBSD 3.8のフルインストール
--OpenBSD 3.8の {base,comp,etc,game,man,misc,xbase,xetc,xfont,xserv,xshare}38.tgzをすべてインストール。使い方は、通常のHDDへのインストールと同じ。
--X Window Systemは、-XLOCALE 付でコンパイルされており国際化機能が有効になっている。
---設定を行なわなくても、startxなどでXが立ち上がる場合も多いが、正常に起動しない場合は、xorgconfig, xorgcfgなどで設定を行なう必要あり。
--タイムゾーンはJST、カーネルのTIMEZONEも、-540分 (=9時間)にセットされているので、日本国内のPCでの使用には問題ないはず。使用したいタイムゾーンが異なっている場合は、ブートローダのプロンプトで-cを入力しUKC (User Kernel Config)を立ち上げ、timezoneコマンドでオフセット(分)を設定、立ち上げ後、rootでログインし、/etc/localtimeのシンボリックリンクを貼り直せばよい。
--Xのセッションは、デフォルトではtwmが立ち上がる。twmの設定は若干カスタマイズされており、
---左ボタン:ウィンドウ操作
---中ボタン:(通常あまり使わない)ウィンドウ操作
---右ボタン:各種アプリケーションの起動

>>>に割り付けられている。また、ウィンドウの枠を左クリックでraise、右クリックでraise-or-lowerする((ウィンドウの枠幅は1ピクセルしかないので、クリックは非常にしにくいが、twmの設定でDontMoveOffが設定されているので、ウィンドウがスクリーンの外に出ることはない。ウィンドウをスクリーンの端に密着して配置し、マウスカーソルをスクリーンの端に押しつけるようにしながらクリックすると快適に使える。))。

-portsパッケージ;
--日本語関連 ...  日本語ターミナル kterm / ページャ jless / かな漢字変換 Wnn, Canna, kinput2 / 漢字コード変換 nkf / 日本語フォント freefonts, ja-fonts-funet, ja-fonts-gnu など;
---かな漢字変換サーバは、自動では立ち上がらないので必要に応じて手動で起動する。
---(Cannaはkinput2起動直後にsigsegvで死ぬバグあり。バグ回避・修正情報歓迎)
--ネットワーク関連 ... POP3クライアント fetchmail / メールフィルタ procmail / ウェブブラウザ w3m / Windowsリモートクライアント rdesktop / ファイル同期ツール rsync
--映像、音声関連 ... 画像ビューワ xv / メディアプレーヤ mplayer 各種codec, xmms / MP3プレーヤ mpg123 など
---MPlayerはあまり安定ではない。ストリーミング再生時、ランダムに落ちることがある。
--その他 ... シェル bash / 圧縮・伸長ツール bzip2 unzip / テキストエディタ Emacs / スクリーンマネージャ screen / オブジェクト指向スクリプト言語 Ruby
-独自追加ソフト ... portsでサポートされていないものを独自収録
--メーラ Mew / IRCクライアント Riece / ウェブブラウザ Emacs-w3m / 2ちゃんねるブラウザ Navi2ch+モナーフォント / 日本語インクリメンタル検索 Migemo / 日本語サーバフロントエンド Tamago-4.02 / 各種日本語フォント / 多機能プロキシサーバ DeleGate / Schemeインタプリタ Gauche 0.8.5
---機能・使用方法の詳細は Info ファイル参照 ... Emacs上で 「M-x info RET」
---Gaucheは、Emacs上で 「M-x run-scheme RET」とすることにより、Emacs上で対話的に使用可能。
---Migemoは、w3m, Emacs上で使用可能。w3mではデフォルトで無効となっている。使用する場合は、オプション設定パネルで有効にする。Emacsではデフォルトで有効。
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