*OpenBSD Live System - 河豚板 [#u32e42d4]
#author("2024-03-19T08:57:50+09:00","default:kaw","kaw")
*河豚板 - OpenBSDベースのライブシステム [#zce03de6]
RIGHT:川俣 吉広~
kaw@on.rim.or.jp

河豚板はOpenBSDをベースに作成されたライブシステムです。
CENTER:河豚板は[[OpenBSDオペレーティングシステム>https://www.openbsd.org/]]を応援しています。

*リリース報 [#x0c33cd2]
OpenBSD 6.6をベースにした河豚板 6.6は2019年11月3日に開されました。 ~
いままでのリリース報は[[こちら>FuguIta/6.6]]。
**リリース [#v71fd196]
//#ref(Welcome/pix15.jpg,wrap,around,right)
[[OpenBSD 7.4>https://www.openbsd.org/74.html]]をベースにした[[河豚板 7.4>FuguIta/7.4]]は2023年10月29日に開されました。

''重要な変更'': OpenBSDのバージョンアップに伴い、ISOイメージのサイズが増大し、700MBをえました。イメージの書き込みにはDVDメディアを使用して下さい。また、LiveUSBについても、2GB以上のサイズのものを使用するようお願い致します。
最新リリース
-[[''FuguIta-7.4-*-202403191''>FuguIta/Download]]
--[[OpenBSD 7.4のパッチ015>https://www.openbsd.org/errata74.html]]を適用しました。

**現行リリースについて [#y250620c]
現在の最新リリースは以下のとおりです;
-[[FuguIta-6.6-*-201911251>FuguIta/Download]]
--起動モード2、及び起動モード2を引き継いだ起動モード3では、起動時にRDとTMPSを除いたての記録デバイスを切り離すようになりました:
---/fuguita, /sysmedia, (マウントされていれば/sysmedia-iso) はアンマウントされます。
---てのスワップパーティションが無効化されます。
---河豚板のブートシーケンスの終わりの部分で、アンマウント及びパーティションの無効化の結果が表示されます。
--OpenBSD 6.6の[[パッチ007と008>https://www.openbsd.org/errata66.html]]を適用しました(007はi386とamd64のみ適用)。
[[過去のリリース報>FuguIta/7.4]]

-アップデートの方法は河豚板ガイドの [[河豚板をアップデートする>河豚板ガイド#h2ce3537]] をご覧下さい。
**河豚板とは [#c2c77be8]
河豚板は、[[OpenBSD>https://www.openbsd.org/]]を基にしたライブシステムです。

*河豚板の特徴 [#j1c07a55]
:HDDインストールに近い環境を実現|河豚板は、できる限り通常のOpenBSDインストールと同じ環境になるように設定されていますので、ログイン後の各種操作・設定などは通常の方法で行うことができます。~
システムファイルの多くは、ライブシステムメディアへのシンボリックリンクとなっていますが、これもそれらのファイルへの削除や変更を行えるようにするためです。
:作業環境を持ち運び可能に|河豚板を使用中に作成/編集したファイルは、フロッピーディスク又はUSBメモリに保存し、次回起動時に読み込ませることができます。~
これにより、作業環境を手軽に持ち運び、他所のPC上でも同じ環境で作業を継続するような使いかたもできます。
:ロースペックマシンでも動作|Xを使わない状で、実装メモリ量64メガバイト程度から起動します。
:追加ソフトの利用|通常のOpenBSDと同じく、pkg_addでソフトを追加可能です。また、portsからのビルドや野良makeも可能です。~
追加したソフトはUSBメモリなどに保存し、次回起動時に復帰することができます。
///:日本語対応|各種日本語対応アプリケーションが同梱され、日本語が使用可能なように設定済みです。
:USBメモリ版も提供|河豚板は、USBメモリなどへのインストーラを蔵しています。~
動作中の河豚板からUSBメモリ管理ツールを呼び出し、そこからインストーラを起動することでUSBメモリで起動する河豚板を作成できます。
:最新版のOpenBSDに追従|可能な限り、OpenBSDの最新版に追従します。~
半年に一回のOpenBSDのリリース以外にも、その間に発生するErrata (セキュリティ対応や機能向上のための修正)に対しても対応版を作成し、リリースしています。
このプロジェクトの第一の目標は、OpenBSDという優れたOSを皆さんに手軽に触れてもらうことです。

*[[河豚板ガイド]] [#x7ccdc0d]
[[河豚板ガイド]]は、ライブメディアの作成方法・基本的な使いかたに始まり、進んだ応用・開発ツールの使用に到るまでを順を追って解説しています;
加えて、ライブシステムである特徴を生かした様な独自機能を実装しています。

#ls2(河豚板ガイド,title,compact)
#ref(EBUG勉強会/20200530_河豚板の歴史(202305改)/fugudevices.png,around,right,50%)
-i386, amd64, arm64プラットフォームで動作します。

*開資料 [#e23f3d8c]
過去に作成された開資料の一覧です。~
現状の河豚板とは異っている部分もありますので、ご注意ください。
-[[LiveDVD>https://ja.wikipedia.org/wiki/Live_CD]]用にISOイメージファイルを、[[LiveUSB>https://ja.wikipedia.org/wiki/Live_USB]]用にディスクイメージファイルを提供しています。
--LiveUSB用のディスクイメージファイルはHDD, SSD, SDカードなどのデバイスに書き込んで使用することも可能です。
#clear

:[[LiveCDを作ってみる]]|LiveCDの実方法の概略について説明
***特徴 [#e5b4e512]
''手軽に使えます''
-DVDやUSBメモリから起動して使えます。PCの蔵ディスクへのインストール作業は必要ありません。
-通常のOpenBSDとほとんど同じ感覚で操作でき、蔵のオンライン・マニュアルもそのまま利用できます。
-OpenBSDのパッケージ管理システムを使い、ソフトウェアの追加インストールもできます。

:[[俺CDを作る]]|LiveCD作成ツールの使用方法
''OpenBSDのパッチに追従''
-OpenBSDの開発グループから表される[[Errata>https://www.openbsd.org/errata74.html]] (セキュリティ対応や信頼性向上のための修正)に対して都度、対応版を作成しリリースしています。河豚板自身の修正や機能追加も随時行っています。

:[[EBUG勉強会/20050917_LiveCD]]&br;[[EBUG勉強会/20070519_LiveCD_2]]&br;[[EBUG勉強会/20090221_LiveCD_3]]&br;[[EBUG勉強会/20140507_実用で使う河豚板]]&br;[[EBUG勉強会/20161119_河豚板のマルチプラットフォーム対応]]|EBUG (Echigo BSD Users Group)での発表資料
''柔軟な運用形''
-ハードウェアの性能に応じ、3種類の起動モードを選択できます。
--モード0:河豚板の標準的な起動モードです~
--モード1:短時間で起動し、省メモリで動作します((i386プラットフォーム/起動モード1/Xなし の条件で、最小要メモリは約70MBです))
--モード2:システム体をメモリに転送し、高速に動作します
-[[複数の河豚板デバイスを着する>fg3:multidevice]]ことで変則的なハードウェア構成にも対応できます。

:[[LiveCD/OSCAizu2011]]、[[LiveCD/OSC2010]]、[[LiveCD/OSC2009]]、[[LiveCD/OSC2007]]|オープンソースカンファレンス、EBUG出展ブースにて行った河豚板デモの説明用資料
''LiveUSBの特徴を活用''
-[[ファイルを保存>fg2:usbfadm_sync]]し、次回以降の[[起動時に読込め>fg2:boot_mode3]]ます([[自動化>fg3:autorun]]も可能です)。
-アップデートツールにより[[簡単・安な更新>fg3:fiupdate]]を行えます。

:「OpenBSD LiveCD「河豚板」の開発」|[[オープンソースカンファレンス2010新潟、セミナー>http://www.ospn.jp/osc2010-niigata/modules/eguide/event.php?eid=10]] ~
・発表資料: &ref(FuguIta_OSC2010.odp); - ODP形式 /  &ref(FuguIta_OSC2010.pdf); - PDF形式
''サポートツールをご提供''
-[[ネットワーク設定作業>fg3:netconf]]や[[日本語デスクトップ環境の構築作業>fg3:dtjsetup]]を対話的に行うツールが付属しています。

:「OpenBSD LiveCD「河豚板」の紹介」|[[オープンソースカンファレンス2015新潟、セミナー>http://www.ospn.jp/osc2015-niigata/modules/eguide/event.php?eid=11]] ~
・[[発表資料>https://docs.google.com/presentation/d/17o0XoTO8c2JRKTxSOA75rxvOlxHIeI_opLAkesKmQ-0/edit?pref=2&pli=1#slide=id.p]]
''メディアの複製とカスタマイズ''
-動作中の河豚板から[[LiveDVDの複製>fg4:livedvd_remaster]]や[[LiveUSBの複製>fg3:liveusb_remaster]]ができます。
--LiveDVD→LiveUSB、LiveUSB→LiveDVDの複製も可能です。
-複製作業時に容に手を加えることで、カスタマイズも可能です。
-LiveUSBの複製では、データ保存用パーティションの[[暗号化>fg3:encrypt]]もできます。

**河豚板ガイド [#oc4ea431]
河豚板ガイドは、ライブメディアの作成方法・基本的な使いかたに始まり、進んだ応用・開発ツールの使用に到るまでを順を追って解説している文書です。~
河豚板ガイドをブラウザから印刷すれば、そのままマニュアルとして使えます。

>[[''河豚板ガイドを読む''>河豚板ガイド]]

**その他の資料 [#jd8b1008]
いままでに開された資料です。~
現行版の河豚板とは容的に違っている部分もありますのでご注意ください。

#aname(Qiita2021)
***チュートリアル [#ea8ab9e3]
-''[[OpenBSDライブシステム「河豚板」の日本語デスクトップ環境を構築する>https://qiita.com/ykaw/items/ca008a34d73d5f1f6dd8]]''~
2023年にリリースされた河豚板 7.3を用いて日本語デスクトップ環境を構築する体的な手順を紹介しています。

#aname(ebug_doc)
***勉強会 [#y657ffdb]
-''[[EBUG勉強会 資料一覧>EBUG勉強会]]''~
[[EBUG>https://www.ebug.jp/]] (Echigo BSD Users Group)の勉強会で発表したOpenBSDおよび河豚板関連の資料です。

#aname(OSC)
***オープンソースカンファレンス関連 [#a1b7508b]
[[オープンソースカンファレンス>https://www.ospn.jp/]]で発表された河豚板関連の資料です。

-''河豚板のご紹介'' - オープンソースカンファレンス2020新潟オンライン、セミナー
--[[発表動画 (字幕付)>https://www.youtube.com/watch?v=4wPSr1WPH3U]]
--発表資料: &ref(FuguIta_OSC2020.odp); - ODP形式 /  &ref(FuguIta_OSC2020.pdf); - PDF形式 

-''[[河豚板のご紹介 ~NISOC編~>http://netmemo.ddo.jp/kaw-nisoc/#y2020]]'' ~
「河豚板のご紹介」を改版し、[[新潟インターネット研究会>https://www.nisoc.or.jp/]](NISOC) 2020年9月会合での勉強会資料としたものです。

-''[[OpenBSD LiveCD「河豚板」の紹介>https://docs.google.com/presentation/d/17o0XoTO8c2JRKTxSOA75rxvOlxHIeI_opLAkesKmQ-0/edit?pref=2&pli=1#slide=id.p]]'' - オープンソースカンファレンス2015新潟、セミナー

-''OpenBSD LiveCD「河豚板」の開発'' - オープンソースカンファレンス2010新潟、セミナー
--発表資料: &ref(FuguIta_OSC2010.odp); - ODP形式 /  &ref(FuguIta_OSC2010.pdf); - PDF形式

-''EBUG出展ブースで布した説明資料''
--[[OSC会津2011>LiveCD/OSCAizu2011]] / [[OSC新潟2010>LiveCD/OSC2010]] / [[OSC新潟2009>LiveCD/OSC2009]] / [[OSC新潟2007>LiveCD/OSC2007]]


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